ちびすけ子の巻

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zoom RSS 春はあけぼの  やうやう白くなりゆく山ぎは

<<   作成日時 : 2014/04/03 23:33   >>

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新入学、新入社の初々しい季節
季候も過ごしやすくなってきた今日この頃
勤務している会社にも20名程の新入社員が入ってきた
先輩後輩の関係が鮮明になる時期でもある


内容にズレがあるけど一言申す候

寛政のころ、宰相だった松平定信(白河楽翁とよばれた名君)が、
熊本藩の名臣堀平太左衛門をよんで当時の幕府の行政改革について相談した。
松平定信の質問は、微に入り、細を穿った。
が、松平定信が「熊本藩の郡政の秘訣は?」ときくと堀平太左衛門は、
「それは郡奉行にきいてください」と答える。
「市政の秘訣は?」ときけば、「それは町奉行に」という答えが返ってくるし、
「財政運営の秘訣は?」に対しては、「会計奉行に」といった次第。
苛立た松平定信は、「おまえは何も知らないのではないか?いったい何をやっているのだ?」ときいた。
堀平太左衛門は、「全奉行を使いこなしております。
私の職分は、奉行の仕事を細かく知ることでなく、かれらを気持ちよく働かせることです」と答えた。
松平定信はギャフンと参り、「おれの幕政への姿勢は、少し細かすぎた」と反省した。
が、少しどころではなく大変に細かすぎたので、かれの政治は国民の支持を失い、やがて失脚した。
部下のやることがもどかしく、「おれがやる」と何にでも手を出し、口を出したからである。

童門冬二著「名将に学ぶ人間学 」から


上役は後輩に任せてみて失敗を経験させる、後輩にとってその失敗が貴重な糧となる
未経験者には実際にやったという何より身につく経験を得ることになる
未知数な人に任せるということは、上役としてはかなりの度胸と覚悟が必要
何が起こっても受け止めようとする努力が、実は上役にとって最大の収穫となる
(後輩の経験は副産物みたいで失礼)
説明する知識、手本を見せる技量、責任を持たせる度量、反省に付き添う人間味
後輩の成長と共に上役の成長にも繋がる

余談だが、
「職人」というとモノ作りの人を思い浮かべるが、職人は製造業ばかりじゃない
商人やサービス業、多業種多分野で「職人」は存在する
それぞれの経験値やノウハウを一定基準以上に持ち合わせている人達のことだと思う
昔の「職人」は、技術は盗んで覚えろ!教えてもらえると思うな!という武骨なイメージもあるが、
実のところ自身が苦労して築き上げた経験や習得した技術・知識を、
他人へ簡単に教える気持ちになれないのではないかとも思える
(当然それだけでなく様々な考え方、教育方針は存在するが)
それでも教育の過程で必要なことは、順序立てて重要なポイントとして伝えることにより、
後輩は早い進歩と更に優れた新らたな発見に到達する可能性が広がると思う

他の人へ注いで空になった自分の器には、別の新しいことを注ぎ込めるようになる
今まで自分が握っていたバトンを手放し、別の違うバトンを握ることが出来る
自分がしている仕事を渡したりオープンにすることは、
新たなことにチャレンジする機会ができることであり嬉しいことなのだ
(今、自分がやっている仕事に執着する人は多いがかえって可哀そう)
それがめぐりめぐって先輩から後輩へ、その後輩がいづれ先輩となり次の後輩へとつながっていく
「職人」=「継承」=「プロ」とは、そういうものでないか

結論、「任せろ」



松平定信(まつだいら さだのぶ)
江戸幕府第8代将軍・徳川吉宗の孫に当たり、将軍候補の一人でもあったが白河藩へ養子に出される。
白河藩主に就任し、天明の大飢饉では白河藩内で餓死者は出さなかったとの手腕から幕府の老中となる。
寛政の改革を主導し厳しく取り締まり一時的には改革の成果をあげたようだが、
「白河の清きに魚のすみかねて もとの濁りの田沼こひしき」と比喩され、民衆はキレイすぎるのもいやだということもあり、後に老中失脚した。

堀平太左衛門 (ほり へいたざえもん)
熊本藩大奉行,家老
熊本藩主君細川重賢のもと、逼迫した藩の財政を建てなおすために藩政改革に取り組んだ。

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